2/5 のトレード
利益は出たけれども
昨晩の EUR/USD ショートは含み損に耐えて寝ていたところ朝方にレートが戻ってきて無事リミットで決済されました。トータル 58.1 pips 獲得。
でも、これって喜んでいられないと思うんですよね。物は言いようで、「損失・含み損というリスクを取って、リターンを得た」と言えなくもないけれどそれは結果論でしかないということは自分がよくわかっている。
端的に言うと、ポジションを取るときにはあんなに含み損抱えることをイメージできていなかったから。事後的に、含み損に耐えるという代償を払うことで利益を得られたというだけで、今回たまたま戻ってきたレートに救われたに過ぎないと思うのです。
やっぱり、「短時間で大きく動いたからまた大きく戻ってくるのではないか?」という期待でポジるのって丁半博打以外の何者でもないよなぁと。あー、こんなトレードしていても先はないよ、きっと。
USD/JPY
めずらしく日中にある程度チャートを見る時間があったので EUR/USD と USD/JPY を見てみる。
そしたらなんとなく USD/JPY が値幅もあって、多少は取れるのではと思えたので小さな押し目をみてからエントリー。
でも、少し待ったといっても、まだ「入りたくてウズウズ」的な部分があったと思う。よくない。相対的に以前よりはわずかにマシになったけれどほんとわずかだな。2mm くらいだわ。
しばらく逆行していくのをじっと見ながら我慢して反転しそうなポイントを探る。陽線 + 前のローソクより長い下ヒゲを確認して、ナンピンロングでエントリーします。
これは決済はうまく出来たほうだと思う。最初のポジションはプラ転しないけれどトータルで利益が残るポイントで決済できました。それにしても最初のエントリーがどれだけ迂闊だったかということですね。。。
USD/JPY 差し引き 9.6 pips 取れた。ほっと一息。迂闊トレードをリカバーできた。
— adm (@smallstartfx) 2015, 2月 5
さらなる迂闊トレード
いかに自分が未熟であるか、という話なんですけれど、17時すぎくらいに引き続き USD/JPY でポジったんですよ。下の画像の右から 2 つ。
よくよく考えたらレンジの下限に近い場所なのにそこでショートしてどうするのよ、という話です。
これは数時間耐えてみたのですが結局レートが戻ってくることはなく、損切りしました。
矛盾
含み損が 8,000円 くらいあって、もう少し下がる可能性があると思ってホールド、途中 5,000 円を行ったり来たりしていて、また 6,000 円台になったときには「5,000 円台で切っておけばよかった」と思いました。
が、しかし、
そのあと 5,000 円を超えて 3,000 円になると「もっと下がるのでは(含み損が減る)」という期待が頭をもたげてきて、全決済のボタンをクリックできませんでした。
あぁ、さっき全部切っておけばよかったと後悔する。これって結局どこまで損失を許容するか事前に決められていないから駄目なんだよな。。
— adm (@smallstartfx) 2015, 2月 5
そのあと、1,800 円くらいで決済できるタイミングがあったのに、そこでもクリックできませんでした。自分は下手くそのクソヤロウ以外の何物でもない!
うう、自分の行動(損切り、ホールド)が矛盾しまくっているな
— adm (@smallstartfx) 2015, 2月 5
そのあと、5,000 円台に戻ってしまった時点でもやはり決済できず、でもそのままじゃダメだ、どこかにストップは置かないとと思ってなんとか置いたストップにあっさりかかって、結局マイナス 7,000 円以上の損失でした。。
ああ、2日間の利益を失う羽目に。ぬるすぎるぞ自分。
— adm (@smallstartfx) 2015, 2月 5
そもそも今の自分は含み損を抱えるようなトレードをするべきではないし、「利食い千人力」という言葉を意識しているのであれば、含み損がある程度のところまで減ったのであればそこで確定させることができなければ一貫していないですね。
原因
今回のトレード行動の良くなかった原因について考えると、これは前のトレード(一昨日からの EUR/USD と午後の USD/JPY)で利益を出せたことで調子に乗っていたという点がまずひとつ。
もう一点は、結局いまルールらしきルールを厳密に定めずにチャートを見て反転しそうだと思われるポイントでポジるという、感覚に頼ったスキャルピングもどきトレードをしているから、というところですね。
現時点ではオシレーターとかのテクニカルにいまいちピンとこないから上記のような感じでやってみているところなんですけれど、だったらデモでやれよという感じですね。
一回、デモに戻ろう。