なぜ負けるのか 2
続きです。 負けるのは要らないエントリーが多いから、そういうエントリーをしてしまう原因として
- 状況認識の精度が低い
- 認識の柔軟性が乏しい
この両方があるのではないかと考えました。
精度が低いだけでなく、一度「こうでは?」と思ったらその視点に引きずられたままになってしまう。だから、上に行くか下に行くかの認識が間違っているのにそのまま二の矢三の矢を放ち、マイナスがかさむというのが自分の負けパターンなのではないかと。
常に、多角的に判断していかないとダメですね。自分の勝手な思い込みに囚われてはいけない。上かもしれないし、下かもしれない、両面から検討してその上でどう考えてもこっちだろうという確信が得られたなら、そこで自分の判断を信じてポジションを取る。
最初から絞り込むことをせずに、まずは広範囲に検討の枠を広げて、絞り込まれてきてから自信が持てるならば自信を持って決断する、この順序で進めていけばいいのではないでしょうか。恐らく。
相場における行動で、事前に 100 %の確信が持てるということはきっとないと思います(「ゾーン」でも「何事も起こり得る」と書かれていましたし)。ということは、慎重になろうと思えば、どこまでも慎重に振る舞えるということになります。でもそうすると、いつまでもノーポジのままとなるでしょう。それでは意味がない。
きっと今の自分は、
- ポジションを取りたいから
- マイナスを取り返したいから
- 早く勝てるようになりたいから
などの理由で十分に検討の枠を広げないうちに決め打ちしてエントリーしてしまっている部分があるのだと思います。