情報と分け合うパイ

昨日書いた件は、関連しそうな記事を見つけたので週末に読んでみようと思います。 今日もあるトレーダーさんの放送を視聴していたのですが、その中で質問に対する回答で言いよどむというか、ちょっとそこは答えられない、という感じのことがありました。

(先に書いておくと僕自身としては、他者に、ましてや不特定多数が聞いている放送においては、言える部分と言えない部分があるのは当たり前だと考えていますし、言えると判断された部分だけでも僕にとってはとても貴重なので大変ありがたいことだと感謝しています)

これは単純に、表層だけで判断しようとすると、ある種の出し惜しみというか、損得勘定のもと開示しないとしているように思われる方もいるかもしれませんが、それだけが理由ではないと思います。

そのトレーダーさんが自分で調べた情報であれば、そういった見方もできるかもしれませんが、例えば、そのトレーダーさんも別の方から個別に教えてもらった情報だとしたら、それを気ままに第三者に開示するわけにはいかないと判断されるケースも多分にありうるのではないでしょうか。

FX においては有益な情報はオープンにはされない傾向があると思います。それが良いとも悪いとも思いません。ただ、そういう特徴があると僕は感じているというだけの話です。もちろん全てが全てクローズドであるとも思っていません。完成度の高い貴重なインジケーターを無料で公開されている方や、長年の経験と実績に裏打ちされた貴重な情報をブログ等の形で公開されている方もいらっしゃいます。

でも例えば自身がメインで使っているブローカーやトレード手法は明かさないというケースは珍しくないように思います。得られる利得は有限で個々のトレーダー同士の間でパイの奪い合いが発生しうる構造ですからこれはしょうがない話。

結局のところ、自分が必要としている答えは自分で見つけようとしないかぎり得られないのかもしれません。公開されている情報には最大限の感謝と敬意をはらいつつ、情報収集の手を休めることなく、そういう面でも努力を継続していく必要がありそうです。望むところだ、やってやろうの精神でがんばりたいと思います〜。